Pseudophillipsia spatulifera 10

Pseudophillipsia spatulifera
古生代ペルム紀中期上八瀬層
宮城県気仙沼市上八瀬

80年代前半採集の父標本。
同一ブロック中に頭鞍、遊離頬、尾部が入っており
お気に入りのひとつだった標本だ。

三葉虫=レアの認識をまだまだ根強く持っている時期であり
そこから考えると夢のような化石だった。

いわゆる佃煮層が各地で発見されて
ちょっとした話題となるのはもう少し後のことである。